幻に終わった1500トン戦車
戦車の重さは、軽戦車20トン前後、中戦車30~40トン、重戦車50~60トンというのが普通です。
ところが、ドイツは、第2次大戦の末期、1500トンというとてつもない.巨大戦車の建造をはじめていました。
これは、クルップ社が設計したもので、全長約40メートル、高さ16メートルといった、ちょっとした小山のような怪物・・・
これを動かすためのキャタピラ(無限軌道)は、幅が2.5メートルもありました。
装甲板の厚さは250ミリもあり、巡洋艦の主砲の20センチ砲弾でもはね返すことができました。
砲塔には、戦艦大和の46センチ砲をはるかに上回る80センチという超巨砲を一門。
さらに15センチの副砲を2門乗せ、車体のまわりには20丁の機関銃をハリネズミの針のようにめぐらしていました。
・・・戦車というより、まさに動く要塞といったところですね。